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"Gloria" Diary(3)/グローリア日記 2005(3)

2005年11月19日(土曜日)に、宇都宮市内、 「栃木県総合文化センター」で 「グローリアアンサンブル&クワイアー Vol.13」 という演奏会が催されます。こちらに演奏会案内を掲載しています。 私は毎回この演奏会にチェンバロ・オルガンなどの鍵盤奏者として参加しているのですが…今回採りあげる曲は、バッハ(J.S.Bach)の「マニフィカート(Magnificat)」そして、ラター(John Rutter)の、これまた「マニフィカート(Magnificat)」であります。果たして、無事に演奏会本番を迎えられるのか?以下をご覧ください・・・

ご注意:
1.テキスト量が膨大になってきたので、以下のように分割しました。


2005年9月25日 管弦楽隊隊員の少ない合同練習


本日の練習はいつもの合同練習とは隨分雰囲気が異なっていた。実は「グローリア アンサンブル&クワイアー」に所属する管弦楽隊のメンバーの大部分は、「栃木県交響楽団」にも所属している。(ただし下っ端鍵盤奏者の私はこれには所属していない)。これは栃木県内最大規模のアマチュア管弦楽団なのだが、なんと9月25日はこの管弦楽団は演奏会当日なのだ。そんな次第で本日の練習、管弦楽側の参加人数は非常に少なかった。わずか6人(爆)。人数が少ないと、自分の発する音がよく聞こえる。これは自分のアラが次々と露呈することも意味し、少々困った状況ではある(阿呆)。尤も管弦楽メンバーにとっては一人あたりの占有スペースはとても広くなるわけで、この開放感は悪い物ではない(笑)。バッハのマニフィカトを指揮するうっちい氏、チェロのトップを担当するBさん、そして私で、アリアにおけるコーダ直前のテンポ変化について密談じゃなかった打ち合わせを行ったりもしたのだが、こんなことも人数が多い通常の練習では、頻繁に行えることではないのだ。しかもここで打ち合わせた内容は独唱者と練習するときには必ず焦点になる事柄であり、それを取り上げた意義は少なくない。(イラストが見えるという人へ…このイラストはかなり間違っているので信じないように(爆))

管弦楽側の参加人数が少ないので、K先生やうっちい先生の指示も合唱に対するものが中心になる。K先生曰はく「声が下の方から出ている。もっと上から発声しなければだめです」…おそらくこれは指揮者が「色」-「曲想」を付けていくための前提条件のようなものなのだろう。

夜には管弦楽側のメンバーも合流し、第1ステージの曲目を練習した。こちらは何とかなりそうだ。演奏会本番まであと1か月半。


2005年10月9日 遅刻

本日は「遅刻」した。どうも私は虚弱体質なのだろうか?それとも未だに鬱病が完治していないせいだろうか?突然体調に異変が生じるのである。バッハの練習の途中から合流。実は、バイオリズムを見ると本日は「要注意日」だったんですね。こんちくしょ。

バッハ(J.S.Bach)に関してはかなり良い水準に到達しつつあるようだ。特に合唱は仕上がりが良くなってきた。今回は管弦楽の弱点が表面化。今までは合唱の状況が良くなかったため、管弦楽の弱点はあまり目立たなかったのだが、この時期、合唱の水準が向上して、管弦楽の欠点が相対的に表面化してきたのだ。うっちい先生の注意は管弦楽に対するものが多かった。合唱のメリスマ(mellisma)と同様、管弦樂も細かい音符をきれいに演奏するのは簡単ではない。頑張らなければ(^_^;)

ラター(John Rutter)は「まだまだ良くない」(K先生)。全体的に鈍重な印象だ。楽譜に指定されている拍子に束縛されすぎて、楽曲の表情が上手く表現できていないようだ。第1曲「Magnificat anima mea」はまだまだリズムが鈍重だし、第2曲「Of a Rose, Lovely Rose」は、3拍子が機械的に聞こえる。

次回の練習では本番で用いるステージを使用する。オルガンも、いつもの練習で用いている「代用品」ではなく、演奏会で用いる楽器と同じものだ。楽しみだ、が、それ以前に体調を整えないと(+_+;)


2005年10月29日 ステージ練習

本日は演奏會本番で用いるステージを使用した練習だ。演奏会当日と同じ環境で練習できる意義は大きい。私が用いるオルガンも演奏会当日と同じ楽器。いわゆる「ポジティブオルガン」(positive organ)である。見た目は小さいが立派なパイプオルガンだ。

Positive Organ
ポジティブオルガン:見た目は小さい。

Positive Organ(Back)
背面カバーを外したところ。パイプがたくさんある。ちゃんとしたパイプオルガンです。

午後4時から舞台設定作業。本番と同じ形に椅子などを設定する。

The Stage without anybody
準備が完了し、まだ誰もいない舞台。
演奏会当日、本番直前も多分このような光景が出現するはず。独特の緊張感があります。

午後6時から練習開始。最初に「バッハ名曲集」ステージを練習したが、これが予想以上に出来が悪い(+_+;)。管弦楽団、なにやらピンチであります。練習後、指揮をするY.K.さんから「裏工作」を打診されてしまった。(裏工作の具体的内容は無論秘密である(^^;))

バッハ(J.S.Bach)のマニフィカート(Magnificat)、ラッター(John Rutter)のマニフィカートは、ソリストの先生も練習に加わった。今までは伴奏だけで今一歩不明瞭だった曲の輪郭がよく分かる。ブレスなどの微妙なタイミングも何とか合わせられそうだ。

しかし、課題も多い。ステージの音響的環境に慣れていない。特に、他のパートの音が遅れて聞こえる。普段練習している部屋よりも圧倒的に広い空間だからだ。合唱が発する声も充分客席側へ届いていない印象を受ける。K先生曰く、「皆さん、未だ日常的すぎます」。そう、ステージはいわば「非日常的な世界」。演奏会当日まで2週間+α。自分にまとわりついているさまざまな「俗物」を、ステージ上でどこまで断ち切ることができるかが鍵になる。

練習終了後、合唱各パートリーダーと指揮者のK先生、うっちい先生が長い間ミーティングを行っていた。合唱が抱える多くの技術的な課題に対して、色色な指導が行われたのだと思う。本番までの残り時間は少ない。私もこれからが最後の勝負だ。


2005年11月13日 本番間近

私と実際に会ったことのある人はご存じだが、私はしばしば「妊娠中?」とからかわれることが多い(爆)。「腹部肥満体型」なのだ。これではいけない、健康増進、肥満解消!と称して、最近は1週間に2回ほどプールへ出かけ泳ぐことにしている。泳ぐ距離は最低1500m。このうち、1000mはノンストップで泳ぐことが多い。実は昨日(11月12日(土))もそれを行っていた。夕方からプールに出かけ、夜にかけてノンストップ1000m×2本+αで合計3000m泳いだのである。これだけ長距離泳ぐとかなり疲労が蓄積する。この疲労感が気持ち良い。ところがこれは若干調子に乗り過ぎだったらしく、そのツケは翌日、すなわち本日11月13日に廻ってきた。疲労が日をまたいで残ったようなのだ。本日(11/13)、目が覚めたら午前11時半を過ぎていた(爆)。

演奏会当日まで残り1週間未満。本番まで行われる練習は、本日(11/13)と、演奏会前日のステージ練習のみだ。本日は気合いを入れて練習に臨むべく早起き…の筈だったのだ。こんちくしょ…いや待てよ?そんなことよりも練習開始時刻は午後1時。私の家から練習会場までは1時間以上かかる。目が覚めた直後のぼーっとした頭で時間を計算し、遅刻すれすれであることにようやく気が付く。

あわてて車に乗り、練習会場に移動。こういうときに限って道路が混雑している。秋の紅葉、行楽シーズンなのだ。焦りそうになるのをおさえながら運転し、辛うじて開始時刻直前に練習会場に到着した。

早速バッハ(J.S.Bach)のマニフィカト(Magnificat)から練習が始まる。前回の練習に続いて、今回もソリストの先生方が参加されている。ソプラノとアルトのソリストだ。どちらも若い女性。いいですね~。私のような女っ気が少ないむさ苦しい男にとっては、若い女性ソリストと共演できるというのも「グローリア」の楽しみの1つです☆\(--;)

しかし油断大敵。バッハのマニフィカトの2曲目、「Et exsultavit」。ソプラノ独唱を含んだ初めての練習だ。独唱と合奏の間でなかなかテンポが合わない。以下の楽譜で独唱ソプラノのブレスに注意しなければならないが、これがなかなかうまくいかないのだ。

[From "Et exsultavit" of J.S.Bach's "Magnificat"(Bach_et_exsultavit_003, 7.87 KB)] [From "Et exsultavit" of J.S.Bach's "Magnificat"(Bach_et_exsultavit_004, 8.77 KB)]

最終的には、何とか同期を取ることができたが、本番までにもう一度確認が必要なようだ。

ラター(John Rutter)のマニフィカトは、初めてハープ奏者も加わっての練習だ。「う~ん、ハープが入ると気持ちがいいねえ」K先生ご満悦(笑)。練習そのものは、もう、細かい指示はあまり出されず、曲の雰囲気を如何に上手く作り出すか、特に最初の曲、開始部分にどのように気を付けるかということに重点が置かれた。

午後五時に練習終了。私は「次回、本番前日の練習は『リハーサル』。いわゆる『練習』は、本日が事実上最後」という覚悟でいたが…なかなか現実は厳しい。次回、本番前日に解消しければならない問題点がたくさん残っているような気がする。しかし一方、「グローリア」は「最終追い込みに強い」という変な(?)傾向がある。本日殘った問題点に関しても、金曜日には解消するんじゃないかな?と、楽天的に考えることにした(←いいのか)


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