Basso Continuo's Music Page
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原曲はオペラ 「リナルド(Rinald)」 に出てくる有名なアリアです。 かつて、 映画「カストラート」でも印象的に採り上げられ、 耳にされている方も多いと思います。 こちらにおまけとして、 原曲をオルゴール風に編曲したモノを載せておきました。
今回の私のデータでは、 これを主題にして 8つの変奏曲に仕上げています。
主題と8つの変奏からなります。
"Lascia ch'io pianga"の旋律そのままです。 オリジナルの旋律は [A]- [B]- [A] というダカーポアリアですが、 私の変奏曲ではこのうちの[A]の部分のみを扱っています。 [A]の旋律をさらに細かく見ると A(8小節)B(6小節)A(8小節)の3部形式です。 私はこの曲を採り上げるに当たって、 最初のAの部分を反復させました。
主題の和声はほとんどそのままです。 また、 主題の第1小節のリズムと 八分音符の音階的な素材を組み合わせています。 まだ主題からはそれほど逸脱してません。
短調になりますが、 主題の和声は大体保存されています。 主題はAABAという構成でしたが、 この変奏では、 AABABAという具合に、 後半を反復しています。
拍子が4/4に変わります。 主題の旋律はおよそ第2ヴァイオリンに取られ、 第1ヴァイオリンとの間で模倣進行をしています。
非常に自由な変奏です。 主題冒頭の上行2度を装飾した音型を基本にしています。 また、 Bの部分はおおよそ原主題通りに現れます。
第4変奏にもまして自由な変奏です。 最初に出てくる旋律は実は主題冒頭の反行形です。 Bの部分も完全な反行形で出現します。
ここで一旦主題に接近します。 とはいっても 拍子、 調性、 旋律 は主題と異なります。 和声進行「のみ」が 主題と完全に一致しています。
冒頭4小節は明らかに主題に由来しますが、 あとは自由に進行します。 全曲を通じて四分音符が淡々と流れていきます。
主題冒頭を 2/4拍子に変形した旋律を もとに構成された 自由なフーガです。 コーダでは原主題のアリアの後半を再現しておわります。
Roland SC-88ProおよびVSC-88。 おそらくGSならOKでしょう。
Track | Channel | Bank | Patch |
1 | -- | -- | -- |
2 | -- | -- | -- |
3 | 1 | SC-88 Pro Map Capital Tones | Strings : |
4 | 2 | SC-88 Pro Map Capital Tones | Strings : |
5 | 3 | SC-88 Pro Map Capital Tones | Strings : |
6 | 4 | SC-88 Pro Map Capital Tones | Strings : |
7 | 5 | SC-88 Pro Map Capital Tones | Strings : |
8 | 6 | SC-88 Pro Map Capital Tones | PizzicatoStr |
9 | 7 | SC-88 Pro Map Capital Tones | PizzicatoStr |
10 | 8 | SC-88 Pro Map Capital Tones | PizzicatoStr |
11 | 9 | SC-88 Pro Map Capital Tones | PizzicatoStr |
12 | 11 | SC-88 Pro Map Capital Tones | PizzicatoStr |
13 | 12 | SC-88 Pro Map Capital Tones | Harpsichord |
14 | 12 | SC-88 Pro Map Capital Tones | Harpsichord |
15 | 13 | SC-55 Map Capital Tones | Violin |
16 | 16 | SC-55 Map Capital Tones | Cello |
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