Basso Continuo's Music Page
[Top Page / 主頁] > [Free MIDI Libraries] > [J.S.Bach オルガンソナタ No.5 終楽章]
[English] [Japanese / Nihongo] [Korean / Han-gug-eo]
J.S.バッハはオルガンソナタを 全部で6曲残しています。 いずれも手鍵盤2声+ 足鍵盤(ペダル)1声という構成です。 これは、バロックの標準室内楽「トリオ・ソナタ」を 一台のオルガンへ適用したものであり、 いわば、 「オルガン1台で室内楽の世界を構築する」 という意図のもとに作られています。 この種のジャンルとしては今なお 最高峰にあげられる作品で、 特にペダル声部(低音)の独立性が 要求されるといわれています。
今回のデータは5番目の曲の終楽章です。 開始部分、 跳躍進行で始まる主題と、 罫留音とシンコペーションからなる 低音部の緊張感が大変印象的です。 主題は主に上の2声の間で、 若干フーガのような方式でやりとり、 展開されますが、 これに対する低音(ペダル)も 時々主題の音形を引用したり、 模倣に参加したりというぐあいに、 上の2声と対等な関係を持っています。
オルガンは、 音栓の選択により音色の変化はできますが、 基本的に 1つの音栓では強弱の変更ができない楽器です。 今回のデータもエクスプレッション、 ヴェロシティは一切手を加えず アタックタイムと リリースタイムのみを いじって表情付けを試みました。
Roland SC-88Proをお勧めしますが、 SCP-55,VSC-88でも一応演奏可能です。
Track | Channel | Bank | Patch |
1 | 5 | SC-88pro Map Capital Tones | Chruch Org.1 |
2 | 6 | SC-88pro Map Capital Tones | Chruch Org.1 |
3 | 7 | SC-55 Map Capital Tones | Chruch Org.1 |
ここに掲載したMIDIデータ、 楽譜などを用いる際には、 「Free MIDI Liberaries」のページの「掲載データについての お願い」を 良くお読みください。